父親が海上保安庁の巡視船勤務だったため、ほぼほぼ母子家庭状態で育つ。

　中高生時代、ラジオの深夜放送にハマり放送業界に興味を抱く。高校在学中、考えに考えた末、大学進学を決意！…するが桜散る。「東京で勉強しないと合格できない！」という強い信念のもと、高校卒業式の日に上京家出を決行。3月2日の朝、東京駅から津田沼市に向かいアパート探し・・・ここから東京でのひとり暮らしがスタート。春分の日を迎えるころ、東京都庁で名簿入力の仕事に就いた。キーボード初体験を味わう。幼少時ピアノを習っていたことが功を奏したのか、両手指10本を使っての入力は違和感なく馴染み、お世話になった都庁の担当部長も驚くほどであった。（後の名簿入力等々の仕事に繋がったのかもしれない）

　高校〜浪人〜大学時代はオイルショックの影響を多大に受ける。特に就職時には世相はピークを迎えていた。放送業界の求人状況は狭き門を極める。地元放送局に最終選考まで残るも・・・ああ無念。失意の中、東京青山に本社を置く企業へ入社が決まり、仙台支店勤務を命じられる。食器部門に配属され東北のあらゆるデパートを駆け回る日々を送るも2年で退社。

　放送局試験でお世話になった櫻井謙二氏を頼り、今後の人生を相談。「（櫻井氏が県議会議員選挙に初出馬するため）ちょうど選挙があるから手伝え」と選挙業務に携わり没頭。結果櫻井氏は初当選を勝ち取る。その後櫻井氏の会社に入社。好きなことをやっても良いと言われプロデュース業を模索するも自分の目指すものが見つからず挫折、社長に失意を伝える。

　日立でOA機器部門を始めるがやらないか、と櫻井氏のもとに打診があり「適任者がいるので是非お受けします！」と桑折を指名、OA機器担当となりワープロの販売を開始。その後FAX販売では大手蒲鉾店の仙台盛岡間設置、定義山のお寺に設置。また、当時東二番丁にあった仙台市科学館にパソコンを設置（設置第一号）。多賀城市のワープロ設置担当者となる。そして世の中はバブル景気へ突入。

　バブルのビッグウェーブはどんどん加速し、景品付販売も珍しくなく、半年毎の海外旅行もありバブルは最盛期を迎える。上昇気流に乗った桑折は仙台青年会議所に入会、さらにビジネスの幅も拡がりを見せていた最中、恩人である社長が急死。

　社長の急死によって独立の道を選び、1992（平成4）年に退社。宮城テレメッセージ（のちに東北テレメッセージ）の代理店となり当時若者を中心に一世を風靡した「ポケットベル（ポケベル）」の販売を開始。1993（平成5）年2月に会社を立ち上げるまでとそれ以降もポケベルにはたいへんお世話になる。

　会社設立とともにWindows3.1OS搭載PCの販売を開始。その後95、98、2000、XP、Vista、7、8、10…とOSの進化に伴いOA機器のシステム構成も変化。柔軟さと強固さ、スピードを求められるネットワーク・セキュリティにも力を入れる。

　OA機器販売を通して本当に多くのみなさまにお世話になりました。特筆すべきは「名簿管理システム必勝」の販売を通して日本全国の議員事務所のお手伝いをしてきたこと。JC活動や中小企業家同友会などで学んだことを新人候補者とともに「将来のまちづくりを語りそれを実現する」ために総力を注いできました。昨今、熱き思いを持ちながらも立候補まで辿り着けず、選挙となっても無投票で決まる事態が増えつつあることに不安を感じています。全国の議員を目指しているみなさま、ぜひご相談ください。ひと肌脱ぎます！

　また、日々進化し続けるパソコンOSやOA機器でお困りの企業さまや一般のみなさま、いちどご相談ください。パソコンの入替時のデータバックアップやEメール、LAN設定等々設定に関することや故障によるデータ復旧、ウイルス感染からパソコン・社内ネットワークをまもる保護システム構築なども得意としています。

　OA機器販売を通して生まれる信頼と成果、繋がり。みなさまのお力になれるよう、日々邁進しております！